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小さくても立派なハイスペックパソコン!超小型UMPCのOneMix 3Sプラチナを開封レビュー

UMPCというジャンルのパソコンをご存知だろうか。
UMPCとはウルトラモバイルピーシーの略なのだが、その名の通り超小型のPCの事を言う。主に8~10インチあたりのディスプレイを持つパソコンを総称した呼び方だ。
かつてEeePCというWindowsXPを搭載した小型のノートパソコンが流行った時代があったが、近年また盛り上がりを見せている市場となってきている。

今回紹介するUMPCは、ONE-NETBOOK社から発売されているOneMix3S プラチナエディションという製品だ。発売日は2019年と、少し古いUMPCなのだが、8世代Corei7 メモリ16GB ストレージ512GBを搭載するハイスペックマシンとなっているので、まだまだ現役でも使用可能なモデルだ。
さすがに最近では新品を購入するのは難しいので、私はメルカリで7万円ほどで購入することにした。
出先でスマホ感覚でサッと取り出し、ブログ更新する用に購入したのだが、このUMPCは予想以上に使える素晴らしい出来栄えとなっていた。

意外と大きなパッケージ

それではさっそく開封していこう。

パッケージは結構大きく、ずっしりと重みがある。パッケージ表面はロゴや製品名が箔押しされてるが、中国語となっている。

開けると、中には高級感のある本体と付属品たちが見える。今回この記事では付属品の話は割愛するが、マニュアルと充電器一式が付属されていた。

重厚感のあるデザイン

こちらが本体。ONEMIXのロゴが刻印されたアルミボディはMacBook Proのようなスペースグレー色でしっかりとした作りであることが分かる。

天板のロゴはAppleのロゴと同じような質感の処理が施されており、抜かりないデザインへのこだわりが感じられる。

本体背面は排気口のポツポツした穴、そして四隅にゴム足が付いている。ゴム足はグリップ感強めで机の上に置いた際に滑らないので便利。

当然だが技適マークは取得済み。日本国内においても普通に利用することが可能だ。

排気口部分のデザインはあまり美しいとは言えないが通常利用する際はあまり見える部分ではないので許容範囲だと思った。

側面にはUSB Aポート、TypeCポート、microSDカードスロットが備わっている。

反対側面はMiniHDMI端子、イヤホンジャックが備わっている。ポート類は少々足りない印象だがTypeCしかないMacBookよりはOneMix3Sプラチナエディションの方が優秀だと思う。

上部から見るとこのような感じ。ヒンジ部分が特徴的な見た目をしている。それもその通り。実はこのOneMixは画面が360°回転するYOGAモードを搭載したタブレット一体型のパソコンなのだ。これは後ほど紹介する。

OneMix3Sプラチナエディションの魅力はやはりこのサイズ感にある。iPad miniくらいの大きさでWindows10を搭載する立派なノートパソコンだ。

非常に軽く、このように鷲掴みできてしまうサイズ感というのは驚きだ。

パかッと開くと中には独特の配置のUSキーが見える。パッと見は綺麗に整列されたキー配列に見えるのだが、よく見るとカオス。こればかりは慣れが必要かもしれない。

キーピッチはさすがに小さくて狭いが、キーストロークは深め。そして意外にも打ち心地が良く少し触っただけでブラインドタッチができるようになるくらい普通に使えるキーボードだった。(もちろん個人差はあり)

そしてキーボード下部にはこのような光学ポインタ(真ん中の黒い正方形のやつ)が設置されている。いわゆるトラックパッドのような役割を果たす光学ポインタだが、使い勝手は最悪。おまけ程度だと思った方がいいレベルだがマウスを接続しなくても一応本体のみでマウスポインタを操作することが可能というわけだ。

光学ポインタは使いにくいが、幸いタッチパネルのディスプレイとなっているため細かいボタンやスクロール動作は直接画面を触れば解決できる。うまく使いこなせば想像以上の作業スピードになる。

タブレットにもなる本体。これがかなり便利で画期的。

先ほど説明したように、OneMixシリーズはこのように画面をぐりんと360°回転させることができる。これのメリットは、キーボード面を見せることなく画面のみ自分に向けることができるので、映画を鑑賞する際に非常に有効的である。さらに、外部ディスプレイに出力してる際にもこのように設置すれば、机のスペースが広く使えるので便利だ。

このように折れ曲がった見た目は不思議だが、とても画期的だと思う。

そして、完全に折りたたむとご覧の通りタブレットに変形する。

裏側はキーボード丸出しだが、タブレットモードの時はキーボード入力が無効化されるので安心して使用可能だ。

そして、別売りの専用スタイラスペンを利用すればペン入力も可能。筆圧は4096段階という十分な性能。

さすがにiPad Proと比べるとペンのクオリティや書き心地は劣るが、簡単な手書きメモ程度なら十分使えそうだと思った。ちょっと遅延がある感じなので慣れは必要だ。

荷物を増やしたくない方にオススメ

小さくても立派なノートパソコンであるOneMix3S プラチナエディション。持ち運びに最適なサイズ感で、高性能なスペックを備えるUMPCは、きっとあなたの作業環境を改めてくれるはず。
実はこのOneMix3Sの後継機種であるOneMix4という製品が最近リリースされた。画面が10インチほどとサイズアップしているがとても薄く比較的小型のノートパソコンとなっている。そちらの方がビジネス用途において非常に活躍してくれると思う。気になった方は下記のリンクをチェックしてみてほしい。

OneMix4をAmazonで購入する 公式サイト

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