コスパ最強のハイスペックAndroidタブレットは「Xiaomi Pad 5」で決まり
日本進出して間もないXiaomiから、ハイスペックでありながら最新のAndroid OSを搭載し、しかも日本国内の量販店等でも購入できるコスパの高いタブレットが発売された。
タブレット市場はiPadがメインとなっており、他の選択肢がAmazon Fireタブレットや格安Androidタブレットという選択肢の少ない領域だ。そんな中Xiaomiが発売した「Xiaomi Pad 5」は数少ないAndroidタブレットの選択肢を一気にiPad Proレベルにまで向上させた素晴らしいものとなっている。
ハイスペックを備えながらも4.5万円という価格は、さすがのシャオミクオリティだ。それではさっそく開封していこう。
さっそく開封
パッケージはApple製品のように頑丈でしっかりとした作りとなっている。ロゴは日本人デザイナーがデザインした新ロゴだ。
購入したモデルは6GBのRAMを搭載する128GBストレージのモデルだ。日本市場では256GBモデルも存在するのだが、更に海外だとProモデルという物も存在する。しかし私の結論としてはProモデルじゃなくても十分使えるタブレットとなっているので価格優先で販売したXiaomiは正解と言えるだろう。
iPad同様、専用のスタイラスペンも同時に発売された。見た目はApple Pencilの黒バージョンといった感じだが実はこちらのペンの方が優れている部分もある。ちなみにペン自体の価格は約1万円と、ペンに関してはそこまで安くはない。
本体の箱を開けると、フィルムに包まれた本体がいきなり登場。11インチというサイズは大きすぎず小さすぎず、程よい大きさだ。
手に持ってみると非常に軽いことに驚く。そして薄い。既にカッコいい雰囲気が醸し出されているが本体は後でじっくりと見ていこう。
本体の下にはロゴが印字された小さい箱が入っている。
その中にはマニュアル類が入っていた。日本版に関してはもちろん日本語表記もバッチリ対応されている。
そしてその下には充電器とケーブルが付属している。
急速充電に対応する充電器が付属する。
ペンも開封していこう。パッケージはスライドして開封するタイプ。
ペンの付属品はマニュアルと替え芯。替え芯があらかじめ付属しているのはとても嬉しい。
ペンもフィルムに包まれている。あとでじっくりと見ていこう。
高級感のあるデザイン
Xiaomi Pad 5のスペックは以下の通り。
価格 | 43,780円〜 |
CPU | Snapdragon™ 860 |
画面 | 11インチ WQHD+ 120Hzリフレッシュレート |
スピーカー | クアッドステレオスピーカー Dolby Atmos®対応 |
バッテリー | 8,720mAh |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
サイズ | 高さ:254.69 mm , 幅:166.25 mm , 厚さ:6.85 mm |
重さ | 511g |
本体とペンはiPad Proのようにくっつけて持ち運ぶことができる。正直“パクリ”だが普通に便利だ。笑
Xiaomi Pad 5本体の背面は磨りガラスのようなサラサラとしたマット素材でとても高級感がある。購入カラーはグレーだが、他にもホワイトが発売されている。
背面は左上のカメラ部分から光が放射状に反射する仕掛けが施されており、さりげない光の演出がオシャレに見える。
カメラはこんな感じ。高級感がありカッコいいデザインだ。しかしよく見ると2眼構成かと思わせるレンズは1眼構成となっていることに気づく。これは、2眼構成であるProモデルと同様のカメラユニットを使い回しているせいだと言われている。下位モデルの本機では、片方のカメラを潰すことで同じカメラユニットを使用してコストを抑えるということだ。まあ正直タブレットのカメラって使用頻度が低すぎるから筆者はカメラはあっても無くてもどちらでもいいと思ってる派なので1眼構成でも全く気にならない。
本体下部にはTypeC端子とスピーカーが左右に付いている。デザインはiPad Proそっくり。ちなみにXiaomi Pad 5、はDolby Atmosに対応したクアッドステレオスピーカーを搭載するため音質が異常に良い。iPad Proに匹敵するレベルだと感じた。
そして側面には専用キーボードを接続するための端子を備える。しかし専用キーボードはなぜか日本市場では未発売。全然意味のない端子だ。
上部にはマイク端子、スピーカー、電源ボタンが備わっている。
ベゼルが狭いタイプのデザインでちょっと縦に長いiPad Proのような印象だ。ちなみにホーム画面やその他細かい挙動まで、かなりAppleに寄せてきてる。
パチモン感が出るので、個人的にはパクるのをやめて、独自性にこだわってほしいのだがXiaomiのスマホやタブレットは大体Appleのパクリとなってしまう。
Apple pencilには敵わないが、書き味は素晴らしい。
Xiaomi Smart Penは非常に軽い。
こうやって比べてみるとペン先のデザインが違うことが分かる。そして短い。
書き味は普通に滑らかで、筆圧検知もできるので快適だが、Apple Pencilに慣れてしまっているからか若干遅延を感じてしまった。しかしタブレットのスタイラスペンを初めて触る方にとっては違和感を感じないだろう。
Xiaomi Pad 5は全体的に素晴らしいのだが、Android OSには快適にスケッチできるアプリが少ないというのが最大の欠点だと再確認された。iPad OSには良質なクリエイティブを体験できるアプリが膨大に揃っている。今後のAndroidに期待したい。
120Hzディスプレイは滑らかでとても快適
120Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレイは、発色も良くとても快適に動作する。iPad Pro並みに高品質だと感じた。ブラウジングはもちろん、Twitterやイラストアプリも滑らかに動作する。Android機でここまで滑らかに動作するのは珍しいと思うくらい完成度が高い。
搭載するOSはAndroid 11だが、Xiaomiは独自のMIUIというカスタマイズUIを採用している。そのためiPadライクな使い勝手で使用できるのが面白いところ。このようにアプリを画面分割で複数起動することができたりする。他にもいろんな独自機能を備えるため、iPadからXiaomi Pad 5へ乗り換えた際にも違和感なく移行できるだろう。
もちろんLightroomによる写真レタッチ及び現像も可能だ。安価なタブレットなのみも関わらず、ある程度のクリエイティブ作業が行えるのは魅力的だ。
大迫力のクアッドステレオスピーカー
文章だとこの魅力が伝えられないのが残念なのだが、音質はめちゃくちゃ良い。こんなに薄くて軽いタブレットから鳴ってる音とは思えないくらい、迫力があり音圧も高い。低音もそれなりに響くので外部スピーカーを繋がなくても映画視聴が楽しめる。さすがはDolby Atmosだ。
こればかりは家電量販店の店頭で実機を触って体験してみてほしい。
【総評】コスパが高すぎる最強のAndroidタブレット
これだけの機能が盛りだくさん詰まったXiaomi Pad 5は、なんとたったの4.3万円。これがXiaomiが評価される“高コスパ”と言われる部分だ。
・iPad Proが欲しいが値段がネック。
・プロユースの本格的なクリエイティブな作業はしないが性能が高いタブレットが欲しい。
・快適に映画視聴ができるタブレットが欲しい
そういった需要に応えてくれるのが、このXiaomi Pad 5だ。
もちろん撮影した写真を取り込み、Lightromで編集する。ブログを書く。動画編集する。音楽を作るといったクリエイションも可能な万能なタブレットに仕上がっている。とにかく安価で高性能なAndroidタブレット「Xiaomi Pad 5」は他にライバルはいない。
購入を悩んでいる方は、早いうちに手に入れて効率の良い作業環境を整えてみてはいかがだろうか。
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