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ドイツのマーケットで出会った小さな財布に一目惚れ。ANDERS&KOMISCHレビュー

2019年11月、仕事で1週間ほどドイツに行く機会があった。
ドイツでは土日に大規模なマーケットと言われる出店が集まるお祭りのようなイベントがいろんな場所で毎週開催される。カバンや財布といった小物が好きな私は、ドイツにしか売っていない小物を求めにマーケットを数カ所回ってみることにした。

滞在したホテルの目の前の景色
滞在したホテル「Michelberger Hotel

小さな財布に一目惚れ。

人が多くてうまく写せなかったマーケットの様子

マーケットには、ご覧の通り様々なお店が出店されており1,2時間では回りきれないほど品数が多い。当時は真冬でとても寒かったのだが、そんなことを忘れてしまうくらい夢中になっていた。

現地の職人さんが手作りしているレザーのバッグや、日本では買えない走り出したばかりのファッションブランドなど、どれも見たことがないモノばかりで、買い物好きの私にはたまらない空間だった。
そしてついに“これだ…!”とパッと見で一目惚れした「小さな財布」に出会ったのだ。

それがこの「ANDERS & KOMISCH」というブランド名の小さな財布だ。

完全にハンドメイドによるドイツ産の財布となっており、素材はゴムと紙と縫い糸となっている。後ほど紹介する金属の鍵ホルダープレートも一緒に購入した。この手のひらにすっぽりと収まるサイズ感と色合い、そして異素材の組み合わせがなんともたまらないほど可愛く、即買いするに至った。ちなみに販売していたおじちゃんはとても気さくな方で日本が大好きと言っていた。それも購入に至った理由の1つとなっている。

現地での購入価格は、約5000円だった。値段も手頃だったのでお土産にも最適な財布だと思った。では、この小さな財布を細かいところまでじっくりと紹介していこう。

ビーガンのために紙素材を使用

ご覧の通り、とにかく小さくて可愛いこの財布は、水や破れに強い加工が施されている紙を利用している。これは、ビーガンの方達を配慮しており、レザーではなく紙を利用することになったという。そしてサイドとセンターには肉厚で頑丈なゴムバンドが付いている。もちろんこれもドイツで製造されたゴムだそうだ。無理に引っ張ってもヨレヨレに伸びることがなさそうなくらい頑丈だ。
ドイツのモノはなんとなく高品質で精度が高いイメージがあり、手に取った瞬間に安心して使える感覚があった。

コンパクトなのはもちろん最高なのだが、さらに良いなと思ったのがこの独特なフォルムだ。ゴムバンドで留めるタイプの財布は日本でも見かけたことはあるのだが、ここまでデザイン性の高いものを見たことがない。
さらに、この財布はコンパクトながら、お札はもちろん、10枚前後のカード、そして小銭まで入ってしまうのだ。小さなギミックがたくさん仕込まれている。

いろんな角度から見ていこう

手に持つとこのようなサイズ感。可愛らしいフォルムだ。

カードや小銭を多くいれているのでやや膨らんでしまっているが、あまり大きいと感じない。紙素材なのでシワはつきやすいのだが、レザーのような味が出るので、これはこれでいい。

側面から見るとこんな感じ。ネイビーブルーのゴムバンドが側面に付いている。配色がとてもかっこいい。

上から見るとこのような感じで鍵を格納することができる。これは1000円ほどで別売りされている金属のプレートを使用している。プレートは後で詳しく紹介する。

ゴムバンドを外すと、背面はこのような感じになる。ゴムバンドが切れないようにきっちり紙に縫い付けられている。ここも耐久性が高そうに感じた。

お札はここのポケットに入れることができる。4つ折り、または3つ折りにしないと入らないのが欠点だが、取り出しやすさは意外とスムーズ。また、ゴムバンドでしっかり留めておけるので、知らないうちにお札が落ちてしまうこともなさそうだ。

小さいフォルムに大きな収納力。

収納部分をじっくり紹介していこう。
上部にはカードを格納するポケットがある。ここには10枚前後のカードが格納できる。ゴムが伸縮するので枚数が多くても格納できるのがポイントだが、入れすぎると取り出しづらいデメリットもあった。私は極力抑えた程よい枚数を入れるようにしている。

鍵を格納する金属のプレートはこのような形状になっている。カードポケットに、カードと一緒に入れ込むことでスッキリと鍵を収納することが可能になるのだ。このアイデアは他にはない特徴となっている。

コインも入るが、やや取り出しづらいのが難点

財布の下部には、紙製のベロをめくると、コインを格納できるポケットと、レシートやお札を格納するのに便利なポケットが出てくる。

コインはこのように親指でグッと押し上げると取り出しやすくなるが、それでも若干取り出しづらさがある。小さい財布の欠点でもあるが、このサイズでコインが格納できるだけでも凄いことだと思う。

コインポケットの上のポケットにはこのようにお札を入れても便利。使い方は様々で、ユーザーがカスタムして使うとより便利になりそうだと感じた。

旅はモノとの出会いも訪れる。

ドイツに行ってきて、この財布に出会い、本当に買ってよかったなと思った。それと同時に、普段と違う場所に行くということはイイなと改めて思った。思わぬところでふとした出会いがあるので旅は楽しい。
日本では売ってない、この小さな財布は本当に気に入ったので、これからしばらく使ってみようと思う。気になる方は以下のリンクからぜひチェックを。

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