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売り切れ続出のRakuten Handが予想以上に満足度の高い素晴らしいスマホだった。

いま話題となっている「Rakuten Hand」というSIMフリーAndroidスマホをご存知だろうか。Rakuten Handとは、その名の通り楽天モバイルが販売するオリジナルモデルのスマートフォンだ。

手に握った際に持ちやすい5.1インチ有機EL搭載の手のひらサイズという珍しいサイズ感が特徴で、さらにSnapdragon720Gで、Felica搭載、画面内指紋認証内蔵という、機能面も申し分ないスペックとなっている。そんなRakuten Handが、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」に新規契約した場合に限り実質0円で購入することができるという投げ売り状態となっている。
性能面と価格のバランスが崩壊していることもあり、在庫が一時的に無くなってしまうほど大ヒットしているそうだ。

私はすでにRakuten UN-LIMITユーザーなので、実質0円キャンペーンの波には乗ることができなかったのだが、あまりにもRakuten Handの評判が良くて話題になっていたのでメルカリで新古品を購入してみる事にした。

まずは動画で簡単チェック

まさに価格破壊。史上最強の高コスパスマホ。

楽天モバイルの新規契約で実質0円ということで、すでにコスパとしてはとんでもないことになっているのだが、メルカリで本体のみを購入するという購入経路においても高コスパは健在だ。

元の本体価格は税込み20,000円なのだが、0円キャンペーンのせいでフリマサイトには1万円以下で大量に出品されているのが現状だ。私が購入したのはメルカリで8500円ほどだった。この価格は下手したらスマホケースのような値段だが、私が購入したのはRakuten Handのホワイト本体。しかもeSIMによる開通作業を行ったのみのほぼ新品状態の物だ。しかも純正クリアケースも付属。
Snapdragon720Gを搭載しているスマホがこんな値段で買えてしまうなんて、とんでもない時代だ。

名称Rakuten Hand
カラバリホワイト・ブラック・クリムゾンレッド
サイズ 138mm × 63mm × 9.5mm
重量129g
画面サイズ5.1インチ (720px × 1,520px)
CPUQualcomm® Snapdragon™ 720G / オクタコア 2.3GHz + 1.8GHz
OSAndroid10
内蔵メモリ4GB (RAM) / 64GB (ROM)
カメラメインカメラ:デュアルレンズ搭載(4,800万画素 広角レンズ+200万画素 深度測定レンズ)
インカメラ:1,600万画素
バッテリー2,750mAh
SIMeSIMのみ対応。物理SIMカードスロットは非搭載なので注意。

パッケージも、本体も、コンパクト。

それではさっそく開封していこう。Rakuten Miniの時のようなサイズ感の小さなパッケージが特徴的だ。

こちらは、メルカリで出品されていた本体と同時に、おまけとしてついてきた純正クリアケース。こちらのケースは単体での販売はされておらず、Rakuten Hand本体とセット販売されている商品となっている。

ちなみにケース自体の製造は、なんと高品質で信頼度の高いパワーサポート製だ。iPhoneなどのエアージャケットというケースを手がけている有名メーカーなのでケース自体にも気合いが入っているのがわかる。

中身はとてもシンプル。
Rakuten Hand本体と、USBケーブル、電源アダプタ、マニュアルとなっている。

付属するケーブルはTypeA to TypeCの真っ白なケーブル。

電源アダプタは5V 2Aの10Wタイプの物が付属する。Rakuten Handは急速充電に対応していないので、10Wアダプタで事足りるということだ。

マニュアルは2種付属していた。いずれも内容は分かりやすいのでとても親切だと思った。

本体を見ていこう。もうすでにこのサイズ感に惚れ込んでいる。

手に持ってみると、めちゃくちゃ軽い事に気づく。さっそくビニールを剥がしてじっくりとディテールを見ていこう。

このサイズ感、最高すぎる。

背面は真っ白。ガラス製ではなくポリカーボネートのようなプラスチッキーな質感だ。本体重量が異常に軽い分安価な印象を与えるが、質感に関しては思っていたほど安っぽさは感じない。背面デザインは、真ん中にはRロゴとFelicaのロゴが刻印されている。この辺りは好き嫌い分かれるところだろう。
私はロゴやFelicaロゴは好みではないが、このロゴが無ければ、それはそれでデザインのバランスが崩れてしまいそうなのもわかるので、許容範囲だと感じた。

本体正面には湾曲したエッジディスプレイと、上下左右に太いベゼルを持った5.1インチのディスプレイが見える。今時のフルスクリーン系のスマホではないのと、左右に丸みのあるデザインなのでこちらも好みが分かれそうなところ。
ちなみに左右は丸みを帯びるエッジディスプレイかと思いきや、実際のところディスプレイ自体はほんの僅かにしか湾曲されていないので、エッジに触れて誤操作してしまうという問題は少ないと思われる。

手に持ってみると、まさにジャストフィット!といった具合に、求めていたサイズ。という感覚を強く感じる。このサイズ感と重量は本当にとても素晴らしいと思った。スマホの大型化が進む中、こういったニーズに答えてくれる楽天モバイルは着眼点が鋭いなと思った。

横から見てみると、結構薄いことがわかる。フレームはシルバー塗装されており意外にも高級感がある。正面右サイドには電源ボタンとボリュームボタンがついている。反対側面には何もボタンは付いていない。

本体下部にはモノラルスピーカーと充電端子TypeCが備わっている。

上部にはイヤホンジャックとマイク穴が搭載されている。

Rakuten Handは2つのレンズを搭載する。新品の状態だとレンズにご丁寧にフィルムが貼られている。このパターンは初めて見たが、予め保護されているのがありがたいが写真を撮影する際には剥がさないとフィルムの映り込みが発生してしまうので注意しよう。

2つのレンズは、流行りの「超広角」や「マクロ」ではなく、1つが4,800万画素搭載の広角レンズ。そしてもう1つは深度測定用のレンズとなっている。そのため、幅広い画角で撮影することが出来るわけではないので、カメラ性能目当てで購入することはオススメしない。また、手振れ補正は非搭載なので動画撮影時もあまり期待できない。

FelicaロゴとRロゴは、まるでiPhoneの背面のようにシルバーに輝いている。

こうやって寄って見てみると、ビルドクオリティはとても高く、意外にも高級感があることが写真からも伝わってくることだろう。質感や性能が気になる方は店頭で実機を触ってみてみてほしい。

Rakuten Miniと大きさを比較。

同社が発売した初めての独自開発スマホ「Rakuten Mini」と比べてみると、このくらいサイズが違うことがわかる。
全体的な仕上がり具合は似ているのだが、背面のデザインはRakuten Miniの方がヘアライン加工?が施されている関係で高級感がある。シンプルな背面が好みな方はRakuten Handの方が良いだろう。

両機種とも、サイズは違えど片手で簡単の持つことができる。Rakuten Miniだとご覧の通り余裕で掴めてしまう。

Rakuten Handの場合はすこし手を広げると持つことが出来る。ある程度の画面サイズを搭載するが小さいサイズが欲しいという方はRakuten Handがピッタリと言える。

iPhone 12 Miniと大きさや色味を比較。

iPhone12 miniとスペックを比較するのはおかしいのだが、デザイン周りの比較をしてみたいと思う。値段が何倍も違うので、質感やビルドクオリティは当然iPhone12 miniが上だ。しかしながらサイズ感はRakuten Handの方がスリムで持ちやすくなっている。
そして並べてみて気づいたのだが、色味が結構違う。iPhoneはちょっと赤みがある感じで、Rakuten Handは青みがかった白。「どちらが真っ白?」と問われると、Rakuten Handの方が白色と言える。
質感は違うが、カメラ周りのデザインは似ている。少し意識しているのかな?と思うくらい近しいサイズ感だった。

下部の雰囲気も近い。iPhoneはマットだが、Rakuten Handは光沢タイプのシルバー。品があるのは流石に値段の高いiPhoneだが、8000円ほどで購入したRakuten Handも負けてない。

両機種は値段や性能は両極端だが、費用対効果は圧倒的にRakuten Handが圧勝するだろう。2機種の動作比較している様子は、以下の動画をチェックしてみてほしい。

動作は時々もっさりするが、基本性能は文句なし。

1週間ほど使用してみた感じ、意外とメイン運用でもいけそうな感じがしたのが正直なところだ。Felicaも搭載してるので普段使っているGalaxy Z Fold2に戻ると不便を感じてしまうほど。笑
この小型で軽いボディはとても魅力的で、唯一無二のコスパ最強Androidスマホだと思った。スコア的には27万点ほど出る端末ではあるが、ときどきフレームレートが落ちるようなモッサリとした動作に陥ることがある。おそらくチューニングの甘さからきている不具合だと思うのだが、それさえ解消されればまさにミドルスペックと価格からして他に敵はいないだろう。

Rakuten Handが気になる方は、ぜひ下記をチェック。

Rakuten Handを購入する ParaphのYouTubeをチェック

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