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折りたたみスマホの完成系「Galaxy Z Flip3 5G」香港版 グリーンがやってきた。【開封レビュー】

私が愛用している折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold2 5G」を手がける韓国SAMSUNGから、2021年9月に最新端末である「Z Fold3」と「Z Flip3」が発売された。日本国内投入も発表され、待望のIP68相当 IPX8相当の防水性能に加え、おサイフケータイ(Felica)に対応するということで話題となったZシリーズ。
今回私の手元には香港版であるZ Flip3が最速でやってきたので開封ファーストインプレッションをお届けしたいと思う。

まずは動画でかんたんチェック

コンパクトになった外箱とカッコいいツートーンデザイン

日本国内モデルは、docomoとauから発売され、10月リリースの予定だ。私の手元に届いたものは香港版という海外モデルであり、RAM 8GB / ROM 256GBの大容量モデルとなっている。そしてカラーは日本未発売のグリーン。そのため、国内投入モデルとはちょっと仕様が異なる点だけご留意いただきたい。

今回も知る人ぞ知る「まめこモバイル」さんから予約購入したのだが、さすがのスピードと価格により非常に大満足している。ぜひ海外スマホをお探しの方は、まめこさんのTwitterを見てコンタクトを取ってみて欲しい。

さて、前置きが長くなってしまったが、今回のZ Flip3は箱が非常に薄くなっているのが特徴的だ。近年iPhoneのパッケージも薄型化したことで話題となったが、SAMSUNGも同様のトレンドを採用している。

香港版の型番はSM-F7110でRAM8GB / ROM256GBと大容量。カラーはグリーンをチョイス。パッケージの中身はマニュアルとTypeCケーブルのみなので写真による紹介は割愛。

美しいデザインと、堅牢なボディ。

箱の中には折り畳まれる前の状態で本体が入っていた。

試しみ折りたたんでみるとこんな感じ。小さくてとても可愛らしい。しかしカッコ良さもある。

本体のディテールを見ていこう。
グリーンカラーは日本では発売されない色という点が残念だが、とてもカッコいいツートーン配色となっている。そこまで緑っぽい感じではなく、ダークグリーンからブルーグレーのような色にも見える。ちなみにファントムブラックという黒色だけはマットな質感だが、それ以外のカラーは光沢のガラスとなっている。触った感じの質感が全く異なるので質感にこだわる人は注意しよう。

外側には1.9インチ 260px x 512pxの有機ELを搭載する。ここでは通知や時計、天気、タイマーなどウィジェットを表示することができる。また、カメラも起動することができるので閉じたままセルフィー撮影が静止画・動画ともに可能だ。

背表紙に当たる部分はマットな金属素材で、SAMSUNGのロゴがエンボス処理されている。Z Fold2は光沢の背表紙、またZ Fold3も光沢の背表紙だが、Z Flip3はマットな処理となっている。個人的にはマットな方が好み。

本体裏面は何も印字がないすっきりとした見た目となっている。しかし国内版に関してはFelicaのロゴが印字されている。そしてdocomo版に関してはdocomoのロゴもこの裏面に印字されているので見た目が少し損なわれてしまう点は予め把握しておこう。

手に持ってみると、すっぽりと手のひらに収まるフィット感に感動を覚える。昔手にしてたガラケーのような感覚だ。小さい財布のような感覚にも似ている。Z Flip3の魅力はなんと言ってもこのサイズ感にあると言えるだろう。

折りたたんだ際の側面は画面同士が完全にくっつかないように少し隙間ができる仕様となっている。購入直後の本体には予め側面に保護テープが貼られているので傷をつけたくない人は剥がさずに使用した方がいいだろう。

少し開いて置いてみた様子。とにかく色がかっこいい。

ガラケーのようで中身はスマホ

パカっと開くと6.7インチの縦長のディスプレイがお出迎え。解像度は2640px x 1080pxだ。画面比率が通常のスマホよりも縦に長いので初めは違和感を感じるが数時間も使えばあっという間に慣れる。

ディスプレイには予め保護フィルムが貼られている。以前使っていたZ Fold2では、初めから貼られていたフィルムを剥がし、サードパーティ製のフィルムを貼って使用していたのだが、結局は純正フィルムが一番いいと思ったことがあるため、なるべく剥がさないで使用したいと思う。

そしてインカメラはセンター上部のパンチホール型で埋め込まれている。特に目立たないのでシンプルで個人的には好み。

ただ、実際に使ってみて思ったことがいくつかある。全体的に堅牢になり、見た目もカッコ良くオシャレになったボディだが、パカっと開いた際の重心がやや上目にあるのだ。そのため普通に手に持つと重心が上にあるせいで落としそうになる時があった。これも慣れの問題なのだが少し注意が必要かもしれない。

小さなポーチにすっぽり入る。Z Flip3は女性にもオススメ。

Z Flip3は小さく折り畳めるという点が最大の特徴である。そのため、こんな小さなポーチの前ポケットにもすっぽり収まってくれるのだ。男性ならジーンズのポケットにスマホを入れてる人も多いと思うのだが女性服のポケットはとても小さく作られていることが多い。そんな時でもZ Flip3なら小さなポケットやポーチにも入れることが可能だ。

現時点で、小さなポーチにコスメ感覚で持ち運べる実用性の高いスマホはZ Flip3だけと言えるだろう。カラバリも男女問わず使える色味となっているので、気になる方は店頭で実機を触ってみて欲しい。

まるでファッションアイテムのように美しく、最高傑作の折りたたみスマートフォン。

まだ使用して数時間しか経ってないが、もう大満足している。気になった点としては開いた際の重心が上部にあるという点と、発熱だ。ちょっと使っただけで本体発熱は結構高い。そのためバッテリー持ちはそこまで良くないと予想される。
しかし、それらをカバーする見た目と使い心地、そして防水性能は間違いなく過去最高傑作の折りたたみスマートフォンと言えるだろう。

傷を付けたくないので、見た目は損なわれてしまうが頑丈なケースを買ってみた。このケースに関してもまた後日レビュー記事をアップしたいと思う。
また、数週間使用してみた後に長期レビューも予定したいと思う。その際はカメラによる作例も交えて紹介する。ぜひお楽しみに。

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