本当にご飯が美味しく炊ける。コスパ最強のXiaomi Mi IH炊飯器レビュー

今まで使っていた炊飯器は無印良品の物で、2人暮らしには小さく、炊き上がりも感動するレベルで美味しいと思うご飯にならないということから、買い換えることにした。炊飯器は、ちょっと良い物だと3まんくらいになり、更に良い物だと10万近い価格の物になっていく。さすがにそこまで高いお金をだして炊飯器を買おうとは思わないが、以前から気になっていたXiaomiの炊飯器「Mi IH炊飯器」がどうやらいいらしい、という噂を耳にしたので実際に購入してみることにした。

まず、結論から言ってしまうと
「これは買い」だ。とにかく美味しいご飯が炊ける、デザインも素晴らしい、そして何より低価格かつ高品質であること。もっと早く買えば良かったと思えるくらい仕上がりの良い素晴らしい炊飯器だ。そんなXiaomi炊飯器をたくさんの写真と共にじっくり魅力をお伝えしたいと思う。


Xiaomi IH炊飯器 容量1.0L 5.5合 IH式 Wi-FI接続 Mijiaアプリ 日本バージョン 日本語取り扱い説明書

開発には日本人が携わっている

ちょっと前に、とあるコマーシャルで社会問題となったXiaomiだが、企業体質として“日本嫌い”なのは有名な話だ。しかし、物はしっかりしており本当に良い物が多いというのも事実。それだけに残念ではあったが、今後のXiaomiの広告や日本市場において少しでも日本に対して思いやりのある企業になってくれることを願いたい。

炊飯器を手にする元パナソニックの内藤さん 写真は日経ビジネスさんより引用

そんなXiaomiだが、私が今回購入した炊飯器にはなんと日本人の職人が開発に携わっているという。
しかも、元パナソニックの炊飯器を開発していた方が開発に関わっているそうだ。それだけでなんとなく期待もできる上に安心できる。しかし、驚くのは価格である。そんなテクノロジーにもこだわった炊飯器は、なんとお値段1万円ほど。性能やデザインに優れておきながらも手が出やすい価格に抑えたところがXiaomiらしい戦略だ。

5.5合炊きは意外と大きい

さっそく開封していこうと思うのだが、まず第一印象は「大きく、重たい。」ということ。これまで使っていた炊飯器が3合炊きだったので、急に5.5合になるとめちゃくちゃ大きく感じる。梱包されているパッケージも思ったより大きい。

大きな箱を開けてみると、まずは取扱説明書が入っていた。もちろん日本販売モデルなので日本語表記になっている。

そして、その奥にはビニールをまとった本体が見える。

まるで無印良品?Apple?

炊飯器本体のデザインは真っ白で少し角ばった形状をしている。本体上部は開封時はシールが貼られているのだが、剥がせばほとんどなにもない、シンプルなボタンのみのデザインとなっている。本体右側面には電源コードを差し込むプラグがある。

フタを開けるためのボタンには、Xiaomiのロゴが印刷されている。

蓋を開けると、蒸し焼き用のパーツが付いていた。上蓋も普通の炊飯器と同様のパーツが付いている。

真っ白でシンプルなので、キッチンに置いても空間を邪魔しない、自然に溶け込むデザインとなっている。それはまるで無印良品のようであり、Appleのプロダクトのような美しさもある。さすがXiaomiだ。

付属品も充実している。
しゃもじが浅めの物が1つ、深めの物が1つ、そして計量カップが付いている。また、蒸し焼き用のパーツも付属していた。しゃもじはサラサラとした表面でマットな質感だった。デザインもシンプルでとてもカッコいい。

厚釜はずっしり重たい

1万円弱とは思えない質感を誇っているのが厚釜だ。元パナソニックの炊飯器開発者が製品開発に携わっているだけあって、釜はなんとなく日本製炊飯器によく見るような見た目と質感になっている。ずっしりと重たく、触ると高級感があるのが分かる。

中面は、光沢感があるツルツルした質感となっている。一方で外側はザラザラしており、まるでカメラのマグネシウム合金を触っているかのような質感となっている。

中面にはメモリが刻印されている。この刻印の書体が可愛く、細かい部分までデザインの配慮が渡っている感じが伝わってくる。

まさかのWiFi搭載。アプリで炊飯器を操作可能。

なんとこの炊飯器にはWiFiが搭載されており、スマホから遠隔操作により「炊飯」や「保温」といった制御を行うことができる。また、ご飯を炊き始めるとアプリで現在の作業工程内容や、進捗、残り何分で炊き上がるかなどの情報を確認することができる。これは、スマート家電をたくさん作ってきたXiaomiだからこそ開発することが出来る物だと思った。
では、さっそく炊いてみたいと思う。

普通の炊飯器同様、お米と水を適切な分量入れる。

そして上部のボタンを押し、表面の液晶に浮かび上がる内容を確認した上で、開始ボタンを押す。すると音が鳴り、炊飯がスタートした。
早炊きモードではなく通常モードで炊き始めたので、炊き上がるまでの予想時間は約1時間後となっていた。やや時間がかかるかも?と思ったが、それだけじっくり丁寧な工程を行なっているのだろうと思った。

炊き上がるのを待ちながら、接続したスマホを見てみるとご覧の通り、残り時間が見れるようになっている。地味に嬉しい便利機能だと思った。炊き上がるのが楽しみになる。

白ごはんがこんなにも美味しくなるなんて…想像以上の満足度

無事に炊き上がったので、蓋を開けてみた。
美味しそうな艶やかなお米と、そこから出る湯気と香りが空腹を刺激する。とても美味しそうに炊き上がっている。

付属のしゃもじで少しかき混ぜてみた。
そして実際に食べてみたところ、「美味しい!」と声を出してしまうくらいに美味しく炊き上がっていた。

柔らかすぎず硬すぎない、ちょうどいい固さで、
水分も程よく、とてもツヤツヤした仕上がりとなっており、おかず無しでご飯をそのまま食べてもお茶碗1杯いけちゃうくらい美味しかった。
10万円ほどする高級炊飯器とやらを試したことがないので、美味しさを比較することが出来ないのだが、1万円弱の値段で買える炊飯器とは思えない美味しさだと思う。
これだけ高性能で美味しく炊き上がるとなると、とても優秀で高コスパな炊飯器なのではないだろうか。

買ってよかった!と思えるプロダクトだったのでぜひ買い替えを検討している皆さんにオススメしたい炊飯器だ。一人暮らしの方でも、家族暮らしの方にもオススメの、最強コスパ炊飯器「Xiaomi Mi IH炊飯器」をぜひ購入候補にいれてみてはいかがだろうか。

きっと買って後悔することはないだろう。


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