HomePod miniを2ヶ月使用してみて感じた本音レビュー

以前Youtubeで開封レビューを行ったAppleのHomePod miniだが、購入から約2ヶ月ほどが経過した。その2ヶ月間使用してみて実際に感じた良いところと悪いところを正直に紹介したいと思う。これから買おうと思っている方に少しでもお役に立てれば嬉しい。

小さくてもパワフルな頼りがいのある相棒

HomePod miniは身の回りの製品がAppleが多い方にとってはメリットがたくさんある素敵なスピーカーだ。

まずはHomePod miniの“良いところ”をご紹介

私が個人的に感じたHomePod miniの1番の良いところは、なんといっても「価格が安い」という点だ。これは人によって価値観が異なるので全員に当てはまるメリットとは言い切れないが、「Apple製品にしては比較的安い部類に入る」というのは事実だ。

11,880円という価格はApple製品からすると、かなり手が出しやすい優しい価格だと思う。ちなみに私はApple Storeで購入せずに中古をメルカリで購入したため、7,000円程で手に入れることができた。しかも中古といってもほとんど使用していない新品同様の状態だったため、コスパが最高だった。

2つ目のHomePod miniの良いところは「小さなサイズ感」だ。

箱を開けると、中に入っているのは片手で握れるほどのボールのようなサイズのスピーカー本体だ。

ファブリック素材の表面が可愛らしいデザインで、まるでGoogle Homeのようなデザインが特徴的のHomePod miniだが、程よい重みがあり小さくても高級感が感じられる。さすがはAppleクオリティ。

3つ目の良いところは、「Apple製品の連携」による使い勝手の良さだ。

HomePod miniは、iPhoneやMacを使っているAppleユーザーにとってはとても便利なスマートスピーカーとなっている。たとえば、セッティングを終えたiPhoneとHomePod miniは、近づけるだけで接続が簡単に行える。もっと言うと、iPhoneで聞いている音楽やYouTube動画などをHomePod miniで流したい時は、近づいてポンッとHomePod mini触れるだけで音の転送が可能になる。
この体験は他メーカーのBluetoothスピーカーでは体験できない、新しい体験だ。これだけで十分価値がある。

Macとの連携もスムーズで、右上のコントロールセンターからサウンドという項目を選択し、自身で設定したHomePod miniを選択するだけだ。面倒なペアリングは不要で、簡単に接続できるあたりはさすがApple製品同士だ。

そして、4つ目の良いところは「Siriが意外にも使えるところ」という点だ。

普段私はiPhoneを使っていてSiriを起動させることは滅多にないのだが、HomePod miniを購入してから割と頻繁にHey Siriを言うようになった。これは、HomePod miniの音声認識精度が良く、Google Homeと同じようにSiriに色々なことを聞いて情報を得ることが出来るからだ。意外と便利なので、購入したらぜひ使ってみて欲しい。

最後の良いところは「小さいけど音質がいい」点だ。
正直このサイズ感だと音質には期待できないのだが、小さくても低音はしっかり響き、この小さな筐体から鳴っているとは思えないくらいの音質が部屋に響き渡る。さすがにAppleも音質にはこだわってチューニングをしていると思うので、ここに関しては期待しても良いだろう。ただし、あくまでも小さなボールのようなスピーカーなので、大きいverのHomePodのような音質を期待してはいけない。そこは注意しよう。

いいことばかりかと思いきや欠点もある。

私が使用してみて感じた、HomePod miniの悪いところは大きく3つある。
1つ目は「ケーブルが本体にくっついているため断線への不安がある」点だ。

一見スタイリッシュで可愛らしい見た目をしたHomePod miniだが、じつは本体下部を見ると、このようにケーブルが本体内部にあらかじめくっついていることに気づく。これは便利そうに見えて実は欠点なのである。なぜかと言うと、本体に繋がっているケーブルが断線といった故障や不具合が起きた際に、修理以外の選択肢が無いからだ。Google HomeやAlexaといった他社のスマートスピーカーは、大体スピーカー本体にUSB TypeCの接続口が備わっていることが多い。それであれば断線してもケーブルを変更すればなんとかなるのだが、HomePod miniの場合はそうはいかない。
幸いにも断線しなさそうな頑丈なケーブルになっているので安心できそうだが、万が一の事を考えるとマイナスポイントなのは間違いないだろう。

2つ目の悪いところは「遅延が結構ひどい」という点だ。これに関しては正直ワイヤレススピーカーなら仕方ないと思うのだが普段使っているBOSEのBluetoothスピーカーよりも遅延が大きいと思った。特に感じる瞬間はMacBook Proと接続している時だ。実際に使ってみないとわからないと思うが、遅延は普通に起こるのであらかじめ注意しておきたい点だ。

そしてこれが最後の悪いところ。「iPhoneとHomePod miniが近くにあると、おせっかいなポップアップ画面が表示される」ところだ。
これが結構ストレスになる。メリットでもある“iPhoneとの連携機能”だが、これが悪い方向に働くことが多いのだ。iPhoneとHomePod miniが近い距離にある時に、iPhoneでYoutubeを見始めたりすると上記画像のようなポップアップがiPhoneに表示される。しかもバイブレーションと共に。
今繋げたくない。という時に表示されるのでかなりうっとうしい。この辺りは正直Appleはやりすぎだなという印象を受けたが、一応このポップアップは表示させないようにする設定方法があるらしい。しかし何も設定していないと表示されてしまうのでウザイと感じてしまう方は少なくないだろう。

まとめ

HomePod miniの良いところ・悪いところをまとめると以下の通りだ。

良いところ

  • Apple製品にしては価格が安い
  • サイズが小さいので場所を取らない
  • Apple製品との連携が便利
  • 意外にもSiriが使えて便利
  • 小さい割に音質が良い

悪いところ

  • ケーブルが本体に繋がっているので断線が怖い
  • ワイヤレスによる遅延が結構ある
  • iPhoneとHomePod miniが近くにあると、おせっかいなポップアップが表示される

これらはあくまでも、私が2ヶ月使ってみた結果感じたことなので、それぞれ人によって感じ方が異なってくると思う。ちなみに私は全体的には満足している。今もなお購入を躊躇っている方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

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