Xiaomiのオシャレな空気清浄機がコスパ最強すぎた。Mi Air Purifier 3H開封レビュー
最近ハウスダストや花粉、そしてペットの匂いに敏感になり出して、「いよいよ空気清浄機でも買うか。」と思い始めていたところだった。機能性も重要だが、やっぱり見た目も重要ということで購入候補はバルミューダの空気清浄機を狙っていた。しかし、値段は約5万円と非常に高い。そう躊躇っていたところに私が大好きな家電・スマホメーカーであるXiaomi(シャオミ)から、激安でオシャレかつ高性能な空気清浄機が発表された。
Xiaomiといえば、最近米国からブラックリスト入りが発表され話題となっている企業だが、実際のところ真相は私にもわからない。しかし、たくさんのXiaomi製品を試している限りモノ自体はとても良くできているのは事実だ。
いろんな憶測が拡散する中、2021年1月にようやく日本でも発売開始となった空気清浄機「Mi Air Purifier 3H」を最速で購入してみたので開封レビューしていきたいと思う。
まずは動画でかんたんチェック
動画では、タンボールの状態から開封し、セッティング、そして使用する様子がまとまっている。ぜひ動画を先に見てみてほしい。
※動画の冒頭で「2020年1月に発売された」と言ってますが、正しくは「2021年1月」の間違いでした。大変失礼いたしました。
見た目からは想像できない破格の空気清浄機
Mi Air Purifier 3Hは、とてもシンプルでクリーンなデザインで、まるでApple製品のような佇まいが印象的だ。これを置くだけで部屋がおしゃれに見えてしまうのでインテリアとしても大活躍してくれる。重量やサイズ、その他スペックは以下の通り。
名称 | Mi空気清浄機3H (Mi Air Purifier 3H) |
価格 | 19,900円 |
発売日 | 2021年1月 |
サイズ | 240 × 240 × 520 mm |
重量 | 約 6.1 kg |
消費電力 | 最大38 W |
0.3 μm の粒子除去 | 99.97 % |
最大音響値 | 33~64 dB |
フィルター寿命 | メーカー曰く6~12ヶ月程(しかしアプリで見る限り5~6ヶ月程度と思われる) |
日本国内モデルなので付属する説明書はしっかり日本語に対応している。
電源ケーブルは本体下部に差し込める。早速起動してみる。
真正面には丸い有機ELが搭載されている。
有機ELなので数字や文字はくっきりと見やすい。
さらに、この有機ELの下部にある丸いボタン部分はタッチで反応するようになっているため直感的な操作が可能だ。
洗練された無駄のないデザイン
本体のデザインはとても美しく、無駄がない。上部はサーキュレーターのような仕組みになっており、風が吹き出してくる。
上部にはさりげなくmiのロゴがエンボス加工されている。なかなかカッコいい。
本体の裏側もスッキリしている。フィルターを交換するための窪みと、WiFi接続設定を行うボタンが付いている。
また、高精度のセンサーも備わっている。このセンサーのおかげでわずかな汚染も敏感に察知してくれるという訳だ。
後ろにセンサーが搭載しているので、壁にぴったりとくっつけて設置することはできないが、壁から20cmほど離して設置すればいいみたいだ。
フィルターの手入れ・交換は非常に簡単だ。本体裏面にあるつまみを押しながら引っ張ると蓋が外れる。
そしたら筒状のフィルターが見えるので、これを引っ張れば取り外しができるという簡単設計。メーカー曰く6~12ヶ月がフィルター寿命だそうだが、私の手元のアプリ上で残り日数を確認する限り、6ヶ月くらいが交換目安だそうだ。フィルターは今のところAmazonでは取り扱っていないが、おそらくもうすぐしたら日本Amazonでも取り扱うようになると思うので、そこは安心して良さそうだ。
性能面は素晴らしいが、もちろん欠点もある。
実際に使ってみると、今まで気になっていたペットの匂いや、埃っぽい感覚が一気に解消され、効果があるということを実感することができた。空気を循環させる性能はハッキリと効果を感じられ、素直に購入して良かったなと正直に感じた。スマホと連携して遠隔で操作が可能な点はさすがXiaomiだなという印象だった。
一方で欠点も見受けられた。基本は音がとても静かで寝てる時も24時間付けっぱなしでも問題ないのだが、ちょっとパワーをあげると一気に騒音になる。こればっかりは仕方ないのかなと思うのと、他メーカーの音を知らないので一概にはいえないが、結構うるさい印象があった。また、Xiaomiの空気清浄機はレーダーの感知基準が「PM2.5」という点が一番のマイナスポイントだった。それはつまりどういう欠点かというと、「家中に埃がまっていようが、匂いがきつかろうが、PM2.5が舞ってない限り自動で強・弱の調整が行われない」ということだ。これは現状試している限り分かったことなのだが、基本自動モード(オートモード)にしていても一定の強さで保つ感じがして、なかなか自動的に強くしてくれない。理由を調べる限りそれはPM2.5基準だからという結論だった。
しかし欠点はそれくらいで、あとはとても快適だ。デザインもいいのでインテリアとしても映える、それでいてしっかり効果は感じられ、値段は2万円以下。これほどコスパのいい空気清浄機は他にあるだろうか。見た目も性能も価格も妥協できないという方にはXiaomiの空気清浄機を強くオススメしたい。そんな素晴らしい製品になっていた。
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