超小型のXiaomi製 空気入れが画期的だった。
自転車やボールなど、空気が抜けてきたときに使うのが空気入れ。皆さんは“空気入れ”と言ったらどんな物を想像するだろう。大半の方は、足で押さえ、ハンドルを握って空気を入れる、体力を使うポンプ式の物を想像するだろう。
しかし、空気入れという物はそれだけでは無い。実は、小型で体力を使わない、電気で動く空気入れが存在するのだ。
Xiaomiという中国のメーカーから発売されている「Xiaomi Electric Pump」という商品だ。パッと見はどこかで見たような某音楽プレーヤーのような見た目をしているが、これは空気入れである。Aliexpressで購入し、2週間ほどで手元に届いた。
まるでApple製品のような仕上がり。
さっそく開封していこう。
「Xiaomi Electric Pump」は、Xiaomiのサブブランドである「Mijia」からリリースされているため、パッケージのロゴはMijiaのマークが印刷されている。Mijiaは、主にスマート家電を販売する位置付けのブランドである。
側面には、いろんな用途に使用できる旨が記載されている。自転車はもちろん、バイクのタイヤや、車、ボールまで幅広く対応可能だ。
中を見てみると、そこにはぎっしりと詰め込まれている。
箱の中身は、以下の通り。
- 本体
- ポーチ
- 説明書
- micro USBケーブル
- 差込口を変換する器具
シンプルな設計と使い心地。全てが洗練されている美しいプロダクト。
なんとなく、iPod classicを連想させるデザインになっている。しかしサイズ感は全くiPodではない。ご覧の通り、以外と分厚くてずっしり重たい。
本体上部には、空気を送り出すホースが付いている。赤色の部分を引っこ抜くことで電源が付くので、非常に使い勝手がいいUIだ。
液晶には、空気圧が表示される。指定した空気圧でタイヤに空気を送ることが可能になる。
本体底面には、micro USB端子があり、ここから充電を行う。バッテリーは2,000mAhとなっておりフル充電時には、車のタイヤ5本分、自転車の場合は8本分ほど空気を入れることができる。
また、上面には、暗い場所でも空気が入れられるように、ライトが備え付けられている。細かいところが配慮されているいいデザインだ。
使い方は非常に簡単で、ホースを引っこ抜いた後、タイヤの空気入れに差し込んで、真ん中のボタンを押すだけ。たったこれだけで一気に空気が送り込まれる。ただし、空気を送り込む際の音は、なかなかの音の大きさで、初めはビックリするレベルでうるさい。サイズの割には大きな音なので、ギャップによりうるさく感じてしまうのかもしれない。
ボールに空気を入れる際は、変換器具を使用する。これに付け替えるとボールの細い穴に入れ込み、空気を入れることができるようになる。非常に簡単だ。
【総評】とても素晴らしいプロダクト。自転車ユーザーはマストバイかもしれない。
開封から機能まで、簡単に説明してきたが、私はこれをしばらく使ってみて“本当にいい製品”だと改めて感じた。サイズ感はスマホと縦横同じくらいだが厚みはある。とは言っても「電動の空気入れ」だと思うと小さい方ではないだろうか。写真は、Xiaomi Mi note10との比較。
これがカバンの中に忍ばせておくだけで、出先の空気抜けも怖くない。ぜひ自転車ユーザーの皆さんは、買っておいて損はないだろう。心の底からオススメできる。また、車のタイヤも使用できるので、常に車の中に置いておくのもいいかもしれない。
Xiaomi Electric Pumpは、現時点で日本では発売されておらず、国内での入手は困難だ。しかし、AliexpressかGearBestといった通販サイトを使用することで購入できる。基本的に英語のサイトだが比較的簡単で分かりやすいため、ぜひ購入してみてほしい。
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