Galaxy Z Fold3 純正ケース「Flip Cover with Pen」正直レビュー

Galaxy Z Fold3 5Gを使用し始めてから早くも数ヶ月が経過した。今ではiPhoneとiPadを持ち運ぶという組み合わせではなく、Z Fold3一台をS Penと一緒に持ち運んで仕事や娯楽をこの1台でこなしている。それくらい満足度の高いフォルダブルフォンだが、肝心なS Penは本体に収納することができず、別で持ち運ぶ必要がある。これに関しては紛失する可能性もあったりしてあまりスマートではない。
そこで、SAMSUNGが純正品として販売している「Flip Cover with Pen」というS Pen収納ホルダー付きの手帳型ケースを買ってみることにした。今回はそのケースをじっくりと正直にレビューしていきたいと思う。

さすがは純正品。質感は最高にいい。

こちらがケース本体。表面はレザーのような質感だがPUレザー。しかし質感は非常に良い。そして、すでにS Penを収納している状態なのだが、このように背表紙部分にペンが収納できるホルダーが付いている。

ケースの内側は手触りの良い優しい起毛素材となっている。

装着するとこんな感じ。Z Fold3は折りたたみスマホなのに、ケースまで折りたたみ。いわゆる手帳型のケースなので、開いて開いて、といった面倒な動作が発生してしまうのが微妙なところだが画面が保護できるのは嬉しい。

装着した際の見た目は非常に良く、ピッタリサイズで流石は純正品といった感じだ。

細かいマイク穴も丁寧にくり抜かれている。

S Penは背表紙部分に格納する。しかしこれが非常に邪魔なのだ。持った際に横幅がかなり広くなってしまい結構持ちにくくなる。

反対側面はこんな感じ。電源ボタン類も大きく口が空いてるので押し心地は特に問題はない。

開いてみるとこんな感じ。やはり手帳型ケースは持ちにくいし使いにくい。

一応くるっと反対側に回すこともできるのだが、ペンが背表紙にある分膨らんでしまい、うまく反対側にくるっと回すことができない。こればっかりは残念な設計だ。

一応真上から見るとこんな構造となっている。

角度がつくので描きやすくなる

基本的に質感はいいが、非常に使い勝手の悪いケースとして不満点が多かったのだが、開いた時の使い心地は意外と良い。

手に持った際はこんな感じ。背面にペンがあるのでホールド感が増し、落下する可能性がだいぶ減りそうだなと思った。

ペンを取るとこんな感じ。

このペンホルダーはスライドすることで取り外すことが可能。

ペンは不要だが純正の手帳型ケースが欲しいという方はこういった使い方もアリだと思った。

そしてこれが予想以上に良かった点なのだが、S Penを使用する際はペンホルダー部分がいい感じに角度をつけてくれる役割を果たしており、自然と描きやすい角度に本体が傾いてくれる。

横から見るとこんな感じ。この状態だと机上でメモが取りやすかった。

総評:全体的に良いのだが完成度はイマイチ

S Penの完成度は非常に高いので、そこに対する否定は全くしないのだがケースの完成度は微妙なのが正直なところ。質感や見た目はさすがの純正クオリティなのだが、やはりペンホルダーの位置が絶対にココじゃない感が否めなかった。
それは、持ちにくさだったり手帳型のフラップが裏側にクルンとできなかったりと、いろんな面で設計ミスなんじゃないか?と感じる部分があった。

そのため、今ではこのケースを全く使っておらず、AliExpressで500円ほどで購入したペンホルダー付きのケースを愛用している。ペンの収納位置はこの500円のケースが正解だと思った。カメラのハンドグリップみたいに持ちやすくなる上に本体幅を広げることがない。そのため非常に素晴らしいグリップ感と機能性を備えている。

少し高くても見た目や質感を優先したい方は純正ケースがオススメだが、見た目よりも機能と価格を求めるならサードパーティ製がオススメ。ぜひ気になった方は下記のリンクをチェックしてみて欲しい。

純正ケースをAmazonで購入する サードパーティ製ケースを購入する

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA